カーシェアの空きがない!そんな時に予約の取りやすいカーシェア会社「MOOV」

MOOV

カーシェアを利用したいけど、どこのカーシェアも空きがなくて、予約ができない。

そんな経験はありませんか?

最近は、自家用車を持たず、カーシェアを利用する人が増えてきており、特に週末はどのカーシェアも予約できないことが多い。そんな時に役立つのが、2022年に設立されたばかり新興企業の「MOOV」です。

MOOVは、土日であっても、当日の予約が取りやすい「デリバリー型のカーシェア会社」です。
当記事は、「MOOV」のカーシェアがなぜ予約が取りやすいのか「その理由」と、デリバリー型であるカーシェアの「6つのメリット」を紹介します。

カーシェアの予約ができなくて困った!そんな時に備えて、MOOVを知っておくをお勧めします!

「MOOV」の公式サイトはこちら

なぜ「MOOV」は、土日でも予約がとりやすいのか。

MOOVは、一般的なカーシェア会社と異なり、カーステーションにクルマを取りに行くのではなく、自宅やオフィスなど指定した場所までクルマをお届けしてくれるデリバリー型のカーシェアです。

MOOVは、デリバリー型なので、街中のカーステーションにクルマをとめておく必要はありません。

住宅や街から離れた料金の安い駐車場に保管しておき、予約が入った時にデリバリーをする仕組みにすることで、クルマの保管コストを抑え、余裕を持った台数の車両を確保できるので、多くの予約に対応ができるというわけだ。

どうやってクルマのデリバリーを行っているのか?

MaaS/モビリティ事業者向け情報サイト「Mobilish」に掲載されていたMOOV社のインタビュー記事によると、ギグワーカー(単発的・一時的な仕事を請けて働く人)を活用し、主婦やアクティブシニア、車が好きな学生の隙間時間でクルマの配送を行っているようだ。

また、最近は、ウーバーイーツなどの飲食配送サービスが普及しており、至る所で配送スタッフが走り回っている。

このようなウーバーイーツのスタッフを活用して、飲食配送のスキマ時間に、「MOOVのクルマをお客様から受け取り、次のお客さんに配送する」というようなことができれば、予約をしたらすぐにクルマをデリバリーされるということが実現できるかもしれない。

ウーバーイーツ配達員もダブルワークとなるので、メリットが大きいだろう。

デリバリー型カーシェアだからこその6つのメリット

デリバリ―型カーシェアは、”デリバリー型ならでは”の様々なメリットがある。

“ならでは”の6つのメリットを紹介する。

1.カーステーションまで行かずに、自宅で待っていればよい!

カーシェアステーションまで遠い、雨が降っている、荷物が多い、子供が小さい等、カーステーションまで行くのは、大変な時がある。

そんな時は、自宅までデリバリーしてもらえば、自宅で待っているだけでよいので、便利である。

2.コロナ禍でも安心、除菌・清掃が行き届いたクルマを利用できる!

一般的なカーシェアも定期的に清掃が行われているが、都度、清掃されているわけではないので、必ずしも綺麗ではないときもある。

自分も、今までカーシェアを多く利用してきたが、数回程度、ゴミが置きっぱなしとなっている経験がある。。。。

デリバリー型であれば、毎回スタッフが車両の配送を行うため、都度、清掃されるため、常に綺麗なクルマを使うことができるので、嬉しい。

特に、コロナ禍の今、除菌作業も行われているので安心だ。

3.配送スタッフと一緒に車両のキズを確認ができるので、安心・簡単!

 一般的なカーシェアでは、利用開始前に車両にキズがないかどうかをチェックし、もし、キズがあった場合は、カーシェア会社に連絡しなければならない。

これが結構、面倒である。

カーシェア会社の連絡先を探したり、自分の会員番号や名前を伝えたり、キズの説明をしたり、どうしても5~10分程度はかかる作業だ。カーシェア会社によっては、車内にメンテナンスシートがあり、認識済みのキズを確認できる。その場合、カーシェア会社への連絡は不要であるが、これもけっこう面倒である。早く出発しなければならない用事がある時は、非常に困る。

一方、MOOVであれば、配送スタッフと「その場でキズのチェック」をして、キズの報告をその場でできる。

これは、結構、大きなメリットである。

4.クルマのカギ(物理キー)で車両の開け閉めが分かりやすい。

一般的なカーシェアは、車両の開け閉めは、会員カードやスマホのタッチやアプリ操作などで行う。MOOVの場合は、配送スタッフから「クルマの物理キー」を直接借りられる。人によっては、物理的な鍵があるほうが便利、あんしんできる人も多いだろう。

5.配送スタッフに「クルマの使い方」を教えてもらえるので安心!

カーシェアやレンタカーでは、初めて運転する車種であることが多い。
とくに、クルマを普段は利用しない、クルマに不慣れな人は心配だろう。
MOOVであれば、配送スタッフにクルマの使い方を教えてもらうことができるので安心である。

6.乗り捨ても可能。片道利用ができて便利!

MOOVであれば、予約時に返却場所を指定しておけば、借りた場所とは異なる場所に返却することができる。

「片道」利用が可能だ。

このように、MOOVは、「いつでも予約が取りやすい」+「”デリバリー型ならでは”の6つのメリット」があり、便利なカーシェアサービスである。

続いて、このデリバリー型カーシェア「MOOV」の利用方法や料金を紹介していく。

デリバリー型カーシェアのMOOVの利用方法

提供エリア

MOOVのカーシェアを利用できるエリアは、下記の都内一部エリアとなっている。
(下記のエリア内で、クルマの受け渡しを行えばよく、道中はエリア外に行っても問題ない)

・文京区
・新宿区
・中央区
・北区
・豊島区
・千代田区
・杉並区
・墨田区

ENEOSカーシェアは、主に神奈川と千葉で「デリバリー型カーシェア」を提供中!
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MOOVの入会方法

MOOVでは、専用スマホアプリはなく、「LINE」アプリを利用する。
LINEで、友達登録をしたあとに、必要事項を登録する。

必要事項は以下の通り。

  • LINEのニックネーム
  • 氏名
  • フリガナ
  • 携帯電話番号
  • 配車希望エリア
  • 運転免許証

必要事項を記入し、登録ボタンを押すだけで完了する。

予約方法や、クルマの受渡し場所・時間のやりとり

MOOVは、全てLINEアプリで操作する。
予約や返却、スタッフとのコミュニケーションはすべてLINEで行う。
普段から使っているLINEから操作ができるのは手軽で、べんりである。

車種と装備品

現在、利用可能な車種は、「日産ノート」のみ。
最大乗車人数:5名
ミッション:オートマ
標準装備品:ナビ・ドライブレコーダー・ETC搭載。チャイルドシートもあり。
なお、ETCカードは自分で用意する必要がある。

日産ノート

利用時間

一般的なカーシェアは、24時間いつでも利用可能であるが、MOOVは8:00~22:00である。これは、クルマの受渡しの必要があるためで、その点はちょっと残念だ。

なお、日をまたいだ利用も可能で、例えば、夜18時に借りて、翌朝9時に返却するような使い方も可能である。また、最大の利用時間は、36時間となっている。

利用料金

MOOVの料金体系は、実にシンプル。入会料金なし、月額料金なし、ガソリン料金なし、距離料金もなし。そして、ETC、チャイルドシート、カーナビも無料。利用時間に応じた料金だけ発生する。という料金システムとなっている。

利用時間ごとの利用料金は下記の通りである。

利用時間利用料金(税抜金額)
2時間以上3時間未満3,000円
3時間以上4時間未満4,000円
4時間以上6時間未満5,000円
6時間以上7時間未満6,000円
7時間以上8時間未満7,000円
以降、1時間ごと+1,000円
36時間パック(1泊2日)16,000円

なお、予約した返却時間よりも早く返却した場合は、その返却時間までしか料金は発生しない。これは、渋滞などで返却時間が不確定な場合は、少し長めに予約しておくことができるので、安心である。

補償内容と、安心補償サービスについて

補償内容

MOOV利用中に事故を起こしてしまった場合の補償内容は、ご覧の通り。
この補償は、利用料金に含まれる。

補償内容保険金額
対人補償無制限
対物補償無制限(免責なし)
人身傷害補償3,000万円まで

この補償内容は、多くのカーシェア会社と同じ内容となっている。

ノンオペレーションチャージ(NOC)

ノンオペレーションチャージとは、カーシェア利用中に、事故や過失等により、車両に損傷を与え、修理などをする必要となった場合に、その間、その車両での営業ができなくなってしまうため、営業補償の一部としてMOOVに対して支払う必要な「補償金額」である。

下記のよう場合に、NOC(ノンオペレーションチャージ)及び、過失に伴う実費を支払う必要がある。

これも、おおむね、一般的なカーシェアと同等の内容となっている。

NOC内容およびペナルティ申受金額
自走可能の場合NOC(2万円)
自走不能の場合NOC(5万円)
忘れ物実費+NOC(2万円)
汚損
(たばこ・ペット・おう吐の臭い除去、ごみの回収)
実費+NOC(2万円)
紛失
(駐車パスカード)
実費
紛失
(車両キー、キーBOX)
実費+20,000円
紛失
(ガソリンカード、ガソリンキャップ、アンテナ等)
実費
会員の故意・過失により、当社が承認がない乗り捨て実費(保管料+移動費)+MOOV側で車両移動した場合の延長料金
バッテリーあがり実費
混油
(ガソリンと軽油などを間違えて給油)
実費+NOC(2万円)
車両内部品等破損実費+NOC(2万円)
タイヤ破損実費
緊急対応
(窓の閉め忘れ、ライト等の消し忘れ、返却場所の間違え)
5,500円(緊急出動費)+損害賠償請求があった場合の実費
その他
(稼働を停止し修理した場合)
実費+NOC(2万円)

※ロードサービスが出動した場合、ロードサービス費用として30,000円が請求される。

安心補償サービス

上記で紹介した実費もしくはNOCについて、以下の6種類については、支払いを免除にできる「安心補償サービス」というものがある。心配な方は、安心補償サービスの加入がおススメです。加入料は、1回利用あたり、300円(税抜)となっている。

以下の6種類のみ免除となります。

  1. 事故を起こしてしまった場合:NOC(2万円および5万円)
  2. タイヤがパンクした場合:実費金額
  3. バッテリー上がり:実費金額
  4. キーのインロック:実費金額
  5. ガス欠:実費金額
  6. 対象に関わる搬送費用(レッカー等)

加入する場合は、利用開始前に手続きが必要です。

よくある問い合わせ

ここでは、一般的なカーシェアにおいても、よく質問について、MOOVの場合はどうなっているのかをまとめた。

■早く返却したら、料金はどうなるの?
早く返却した場合は、その分お得だ。例えば、6時間で予約して、実際には4時間で返却した場合の、その4時間分の料金となる。なお、最低利用時間は2時間となっているため、注意が必要だ。

■ 予定より早く返却することになったら、いつまでに言えばよいの?
返却予定時刻の1時間前に連絡すればよい。

■ キャンセル・変更はいつまでできるの?

・キャンセルについて
MOOVのキャンセルは、予約した開始時刻の2時間前までであれば、無料。
2時間前を過ぎると、予約した時間分全額が請求となるので、注意が必要だ。

・変更について
利用開始、返却の日時や場所の変更は、1時間前まで可能だ。

■ 別の人と運転の交代はできるの?
交代可能です。
MOOVのLINEアカウントのチャットにて、利用開始前までに、追加運転登録希望を伝えればよい。

無断で交代した場合は、違反となり、事故を起こした際の補償がなされない場合があるので、要注意である。

まとめ

昨今では、カーシェア利用者が増えており、空きがなくて、予約ができないケースが増えてきました。

そんな中、MOOVは、デリバリー型カーシェアとすることで、十分な車両数で確保でき、土日でも予約の取りやすいカーシェアサービスを実現している。

カーシェアが空いてなく困った!そんな時に備えて、「いつでも予約の取りやすい」MOOVの会員登録だけでもしておくことをおススメする。

会員登録するだけなら無料です!

デリバリー型のカーシェア「MOOV」

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