スクーター(原付)&小型EV車のシェアサービス「HELLO MOBILITY」とは

シェアスクーター

カーシェアでもない、シェアサイクルでもない、新たな移動手段であるシェアモビリティとして、原動付き自転車(原付)のシェアサービス「シェアスクーター」が2019年夏より開始されます。

その名は「HELLO SCOOTER」。

HELLO SCOOTERは、スクーター以外に「小型EV車」をラインナップに追加したため、サービス名を「HELLO MOBILITY」に変更されました。

当記事では、スクーター&小型EVのシェアサービス「HELLO MOBILITY 」を解説していきたいと思います。

「HELLO MOBILITY 」とは

「HELLO MOBILITY」はソフトバンク系列会社である” OpenStreet”が本田技研工業(Honda)の技術協力のもと、開始された「スクーターのシェアサービス」です。

” OpenStreet”は、すでに自転車のシェアサービスである「HELLO CYCLING」を提供していますが、新たなラインナップとしてスクーターを利用できるようになるようです。

シェアサイクルの「HELLO CYCLING」もおすすめ!

「HELLO S MOBILITY 」のメリット・デメリット

まずは、「HELLO MOBILITY 」の魅力をあげてみると

・借りた場所に返却する必要はなく、指定の駐輪場であれば、どこに返却してもO.K.
・ガソリンや電気で動くので、自転車と違って体力の消耗はありません。
・ガソリンや電気で動くので、給油・充電すれば、シェアサイクルのように電池がなくて利用できないということがない。(給油代金は提供会社が支払いをしてくれるので無料です)
・現在、利用できるスクーターや小型EV車はフード付きの「GYRO CANOPY」なので雨の日で大丈夫!
・行動範囲が広がる。

といったところでしょう。

一方、「HELLO MOBILITY 」の利用しづらい点は、

・スクーターは都内6か所、埼玉約15箇所、小型EV車は埼玉約13箇所のみ。。。(2022年9現在)。まだ試行サービスなのでしょうか?今後の利用エリア拡大に期待です。
・ヘルメットはHELLO MOBILITYに備え付けられているので、自分で用意する必要はないですが、ヘルメットの共用はちょっと気持ち悪いかも。。。

でしょう。

利用エリア(ステーションの場所)

HELLO SCOOTERのステーション(スクーターが置かれている場所)は、下記の地図のスクーターマークのついている場所になります。(2020年2月13日現在)

うーん。少ない。。。

最新のステーションの場所は「HELLO MOBILITYのアプリ」をダウンロードの上、ご確認ください。

利用できるスクーター&小型EV車の車種

利用できるスクーターは、HONDAの「GYRO CANOPY

50ccのスクーターなので、普通自動車免許でも利用可能です。
また、荷台が付いており、ちょっとした荷物を運ぶにも活用ができそうです。
さらに、GYRO CANOPYはフードが付いているので、雨の日でも安心です。

GYRO CANOPY

【引用元】HELLO SCOTER

目黒のステーションに配置されているスクーター

小型EV車の車種は「FOMM」と 「C+pod」

「FOMM」は世界最小クラスで4人乗りEV車、「C+pod」は2人乗りトヨタ車にあります。

Red_FOMM.jpg
【引用元】FOMMのHP

【引用元】トヨタのHP

「HELLO MOBILITY」の利用料金

スクーターの利用料金(税抜金額)

 HELLO CYCLING会員特別プラン※通常プラン
お手軽パック150円/15分160円/15分
3時間パック1,000円1,500円
6時間パック1,500円2,800円
12時間パック2,500円4,500円
24時間パック6,500円
超過料金150円/15分160円/15分

小型EV(関東エリア)の利用料金 (税抜金額)

 通常プラン
お手軽パック200円/15分
3時間パック2,200円
6時間パック4,000円
12時間パック6,000円
あんし保証
(オプション)
300円

小型EV(多治見エリア)の利用料金 (税抜金額)

 通常プラン
お手軽パック220円/15分
3時間パック2,000円
12時間パック6,000円
あんし保証
(オプション)
300円

※ HELLO CYCLING会員特別プランとは

HELLO CYCLINGの自転車を累計5回以上利用すると、HELLO CYCLINGアプリの「お知らせ・通知」に下記のように特別会員になるための「紹介コード」が通知されます。

HELLO SCOOTERの会員登録する際に「紹介コード」を入力する画面が出てきますので、この「コード」を登録すればよいのです。

HELLO SCOOTERを体験(試乗)してきました

HELLO SCOOTERのアプリを操作することで、スクーターの荷台のロックを解除できます。

荷台の中に「カギ」「ヘルメット」「ゴーグル」が置かれています。
ちょっと頭の大きい自分はヘルメットが少しきつかったです。
わりと頭が大きいという方はヘルメットが入らないかもしれません。。。

直接ヘルメットをかぶるのが衛生上気になる方向けに、使い捨てのキャップが備え付けられています。でも、このキャップは。。。

ガソリン代の支払い用のクレジットカードです。
給油は運営会社のクレジットカードで支払いできるので自分で負担する必要はありません。

「カギ」を回してエンジンをかけます。
下記のレバーはパーキンググレーキです。こちらは解除(下に押す)すれば、いざ運転開始です。このパーキングブレーキに気づくのにテコづりました。。。

自分は過去原付(HONDA Dio)を利用したことがあるので、その原付との比較になりますが、

良い点
・フードが付いているので、風の影響を受けづらい。雨が降っても安心。
・三輪なので信号待ちの停車時も安定。
悪い点
・三輪なので小回りが利かない。
・エンジンがうるさい。

まとめ

シェアモビリティサービスとして、カーシェア、シェアサイクルに加え、新たにシェアスクーターや小型EV車が追加され、その時の利用目的に合わせて、使い分けられるので、便利な時代になりました。

ただ、現在のステーション数(スクーター・小型EV車を借りられる場所)が少ないです。
今後、シェアサイクル並みに多くの駐輪場が設置され、普及することを期待したい!

「HELLO MOBILITY」の公式サイトはこちら↓

HELLO MOBILITY - 電気で動くシェアモビリティ
ハローモビリティは各地に設置されたステーションからスマートフォンアプリを使ってモビリティを選択し、距離やその時の気分に合わせた方法で移動できるシェアサービスです。超小型EV・スクーター・スローモビリティ・電動アシスト自転車・e-bikeを揃えてお待ちしています。

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