当記事で紹介しているニホンレンタカーの「特割ワンウェイ」はサービス終了となりました。
トヨタレンタカーの「片道GO」はサービス提供中ですので、是非ご参考ください。
(2022年9月追記)
旅行や仕事でレンタカーを「乗り捨て」しようとしたら、乗り捨て料金ってすっごい高い…
当サイトに来ていただいた方は、乗り捨て料金が高くて、乗り捨てしようかどうか迷っている方、他の交通手段を使おうかいろいろと調べている方が多いのではないでしょうか?
「レンタカーの「乗り捨て」の料金は会社によって大違い!料金を徹底比較!」では、レンタカー各社の乗り捨て料金を比較調査してみました。
例えば、ご覧の通りです。結構高いですね。
東京-名古屋なら、2~3.5万円。
東京-大阪なら、3.5~4.7万円。
札幌-旭川なら、0.5~0.8万円。
そんな方に朗報です。
最近、この乗り捨てを破格の料金で利用できるサービスが始まっています。
その名は、
ニッポンレンタカーの「特割ワンウェイ」
トヨタレンタカーの「片道GO」
です。
当サイトは上記の2つの格安な乗り捨てサービスについて紹介していきたいと思います。
ざっくり言うと、9割引きの料金で利用できます。
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目次
レンタカーの乗り捨て(ワンウェイ)料金が高い理由
そもそも乗り捨て料金はなぜ高いのでしょうか?
乗り捨てされたクルマは元の営業所に戻す(回送)必要があり、多くのレンタカー会社では専門の車の回送業者に委託しています。
回送業者は、①乗り捨てされたクルマを取りに行く、②元の営業所にクルマを戻す、③その営業所から帰る。
結構、重労働。時間もかかりますね。
このため、専門業者に回送業務をお願いすると、それなりの料金がかかってしまうのです。
乗り捨てを低料金で実現する仕組み
乗り捨てされたクルマの回送を専門業者に委託すると、レンタカー会社は回送費用を支払わなくてはなりません。
そこで、レンタカー会社は専門業者に委託するのではなく、お客さんに回送してもらうことを考えたのです。
返却先の営業所方面に向かおうとしているお客さんを募集し、そのクルマを破格の料金でレンタルするのです。
レンタカー会社としては、売り上げが上がるし、お客さんも低料金で乗り捨てができるのでありがたい。両者にとってメリットがある仕組みなのです。
この格安で乗り捨てサービスを提供しているのが、ニッポンレンタカーの「特割ワンウェイ」とトヨタレンタカーの「片道GO」です。
それでは、順に紹介していきたいと思います。
ニッポンレンタカーの格安なワンウェイサービス「特割ワンウェイ」
ニッポンレンタカーは、「特割ワンウェイ」というサービス名で格安の乗り捨てサービスを2018年6月12日より提供しています。
「特割ワンウェイ」の利用区間と料金
ニッポンレンタカーの「特割ワンウェイ」は様々な区間で利用ができます。
料金は、決まっておらず、日付や利用区間によって異なります。
例えば、一般的なコンパクトカー、セダンの場合、
24時間レンタル:1,100円、48時間レンタル:1,650円です。
ミニバンやトラックなどの場合、
24時間レンタル:3,300円、48時間レンタル:4,950円です。
超絶、魅力的な料金ですね。
次に「特割ワンウェイ」の予約方法を紹介するとともに、実際にどの区間で、どんな車種のクルマが利用できるのかを紹介いたします。
「特割ワンウェイ」の予約方法
この「特割ワンウェイ」は、webからは利用できず、スマホのアプリ限定です。
アプリは、ニッポンレンタカーのHPに「google play」、「app store」のリンクがありますので、そちらよりダウンロードください。
「特割ワンウェイ」の予約ができるニッポンレンタカーアプリ
「特割ワンウェイ」のクルマの検索は、
①クルマを借りたい場所「乗り捨て車両のある営業所」で検索
②クルマの返却場所「乗り捨て車両を返却する”エリア”の営業所」で検索
の、2つの検索方法がある。
・クルマを借りたい営業所で検索
クルマを借りたい営業所、つまり、「出発する営業所」を指定して検索します。
その営業所に乗り捨てされたクルマがあると、ご覧のように表示される。
静岡県「藤枝駅南口」営業所で見つけたクルマ(6/4 18:00頃に検索)
クルマを指定し、返却先の営業所を選択する。
行先(返却先)として選択できる営業所
ご覧のように行先(返却先)として、複数の営業所が表示されます。
西は平塚から東は東京江戸川区辺りまで複数の返却先から選択することができるのです。
このクルマは、おそらく、返却先は都内のどこかの営業所でしょう。
レンタカー利用者は、「特割ワンウェイ」で、上記のいずれかの営業所まで運転し、乗り捨てする。その後、ニッポンレンタカーのスタッフor回送業者に返却先の営業所に回送するという仕組みとなっているようです。
レンタカー会社は、本来、静岡から都内まで回送しなければならないところ、その近くの営業所までお客さんにレンタカーで貸し出しをして、最後の短い距離をレンタカー会社で回送するということを行っているようです。
・「目的地の営業所」を指定して検索
目的地の営業所を指定して、特割ワンウェイが利用できるクルマを検索できます。
こちらの検索方法の方が、クルマを見つけやすいので、「クルマを借りたい営業所」で検索するよりも、「目的地の営業所を指定」して検索するほうがおすすめです。
「新宿南口」営業所に返却するクルマ一覧(6/4 18:00頃に検索)
ご覧の通り、6台のクルマが見つかりました。
クルマのある営業所は、藤枝駅南口、佐久平駅浅間口、本塩釜駅前、神戸三宮、名古屋駅前、名古屋今池で、全国各地バラバラで、車種も様々です。
この中に自分の近くの営業所がヒットすればラッキーというわけだ。
破格な料金なので、ちょっと離れた営業所まで出向いてでも、利用する価値はあるでしょう。
ちなみにトラックがヒットするのは面白いですね。
例えば、引っ越しを業者に頼まず、自力でやろうとしている人がいれば、悶絶モノでしょう。24時間借りてもたったの3,300円(利用料+乗り捨て料)です。
トヨタレンタカーの格安なワンウェイサービス「片道GO」
トヨタレンタカーは、「片道GO」というサービス名で格安の乗り捨てサービスを2019年1月28日~提供しています。
「片道GO」を利用できる区間と料金
乗り捨て利用できる区間は、
札幌・千歳→函館
東京⇔大阪・京都
東京⇔愛知・静岡
福岡⇔宮崎・鹿児島
大分⇔長崎
です。
※矢印の向きに注意です。
「札幌・千歳→函館」だけは片道のみ。他は両方向での乗り捨て可です。
「片道GO」の料金は、
レンタルが24時間の場合は2,200円
レンタルが48時間の場合は4,400円
です。
この料金は、乗り捨て料金だけではなくレンタル料金も含まれます。
めちゃくちゃ安くないですか?
「片道GO」ではなく、通常乗り捨てをするとどれくらいの料金になるのか??
「都内 ⇔ 大阪」を乗り捨てした場合に、いったい料金はどれくらいかかるのだろうか。
レンタル料金:10,692円
(プリウス、24時間レンタル、会員割引10%OFF適用時)【引用元】プリウスのレンタル料金表
東京⇔京都の乗り捨て料金:31,320円
東京⇔大阪の乗り捨て料金:35,100円【引用元】トヨタレンタカーの乗り捨て料金表
レンタル料金と乗り捨て料金を合わせると「約46,000円」です。
一方、「片道GO」は2,160円です。
「片道GO」の場合はなんと約95%引き!
まさに破格の値段と言えるでしょう。
「片道GO」の予約方法
①「片道GO」のHPで、利用可能なクルマがあるかどうかを確認しましょう!
② 利用できるクルマがあれば、指定の電話で予約しましょう!(web予約はできません)
「片道GO」で利用できるクルマの一覧、予約する際の電話番号は「トヨタレンタカーの片道GO」よりご確認できます
- Web及び予約センターでのご予約は承っておりません。
- 指定の「予約電話番号」に直接お電話にて予約をお願いいたします。台数に限りがあるため、既に満車の場合もございますのでご了承ください。
【引用元】トヨタレンタカーの片道GO
他の交通手段(新幹線、高速バス)との比較
「片道GO」や「特割ワンウェイ」の料金は、破格の料金で乗り捨てができましたが、その他の交通手段である「新幹線」「高速バス」と比べるとどれくらいお得なのでしょうか?
ここでは、「東京~大阪」の場合で比較します。
・新幹線の場合
料金:14,250円(東京~新大阪でのぞみ利用)
時間:約2時間
・高速バスの場合
料金:1,500円~6,200円程度
時間:8~9時間
・トヨタレンタカー「片道GO」の場合
※プリウスで、どこも寄り道せず、東名高速道路でまっすぐ移動した場合で計算。
料金:約13,000円
内訳)
・レンタル料金:2,200円(乗り捨て料金込み)
・ガソリン代:約3,000円 (距離500km、プリウス燃費23km/L、ガソリン代135円/L)
・高速料金:約8,000円(ETC利用)
時間:6~7時間
・ニッポンレンタカー「特割ワンウェイ」の場合
※プリウスで、どこも寄り道せず、東名高速道路でまっすぐ移動した場合で計算。
料金:12,000円
内訳)
・レンタル料金:1,100円(乗り捨て料金込み)
・ガソリン代:約3,000円 (距離500km、プリウス燃費23km/L、ガソリン代135円/L)
・高速料金:約8,000円(ETC利用)
まとめると御覧の通りである。
交通手段 |
料金 |
移動時間 |
新幹線 |
14,250円 |
2時間 |
高速バス |
1,500円~6,200円程度 |
8~9時間 |
片道GO |
13,000円 |
6~7時間 |
特割ワンウェイ |
12,000円 |
6~7時間 |
レンタカーの場合は、人数が多ければ、一人当たりの金額が安く済みますし、いろんな観光地を周回したり、立ち寄ったりしながら、旅をするのも良いかもしれません。
交通手段によって、その移動の目的が変わるので、どれがよいかは一概に言えませんが、目的・予算に合わせて最適な交通手段を選ぶとよいのではないでしょうか?
まとめ
格安でレンタカーの乗り捨てを行いたいのなら、ニッポンレンタカーの「特割ワンウェイ」、トヨタレンタカーの「片道GO」は最適です。
自分が利用したい区間にちょうど回送予定のクルマがあれば、破格の料金で利用できるのは大変魅力的です。
運のよいあなたなら、きっとちょうど良いクルマが見つかるでしょう。
残念ながら「片道GO」「特割ワンウェイ」で検索しても、ちょうどよい乗り捨てができるクルマがなかった。。。そんな方は、レンタカーの「乗り捨て」の料金は会社によって大違い!料金を徹底比較!」をご参照ください。乗り捨て料金はレンタカー会社によって大きく異なります。ぜひ、一番お得なレンタカー会社を見つかるでしょう。
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