タイムズカーの乗り捨てサービスは、レンタカーよりお得!

タイムズカープラス

カーシェア業界最王手のタイムズカーは、2022年3月1日より、大々的にカーシェアの乗り換えサービスを開始しました。

【PRTIMESのニュースリリース】

カーシェアリングサービス「タイムズカー」、オプションの乗り捨てサービスを拡充 新横浜駅・新大阪駅付近などのステーションが対象に!
パーク24株式会社のプレスリリース(2022年2月25日 14時30分)カーシェアリングサービス「タイムズカー」、オプションの乗り捨てサービスを拡充 新横浜駅・新大阪駅付近などのステーションが対象に!

当記事では、タイムズカーの乗り捨てサービスについて詳しく紹介していきます。

乗り捨てサービスとは

乗り捨てサービスとは、カーシェアで借りたクルマを、借りた場所とは別の場所に返却できるサービスです。

【引用】タイムズカーのHP

大きな荷物がある場合に、空港のカーステーションまで利用したり、深夜・早朝で電車が動いていない時間に移動する際に利用したりする場合に、便利である。

個人的には、旅行先での利用が非常に便利である。

例えば、九州旅行を行う場合、鹿児島空港でクルマを借りて、博多空港でクルマを返却するといった使い方をすれば、クルマで九州を周回することができ、思い切り九州を堪能することができる。

乗り捨てサービスの料金は

タイムズカーの乗り捨て料金は、ご覧の通りです。下記の金額は税込価格。

【引用】タイムズカーのHP


この金額は、利用時間にもよらず、乗り捨ての距離にもよらず、定額である。

この金額は、実は非常に安い!

ご存知の方も多いだろうが、レンタカーでも乗り捨てサービスを行っているがかなり高額となる。詳しくは下記でレンタカー会社の乗り捨てサービスの料金分析をしているのでご参考ください。

先ほどの例に挙げた鹿児島空港→博多空港で乗り捨てを行った場合、
・ニホンレンタカーの場合は、22,000円(税込)
・トヨタレンタカーの場合は、16,500円(税込)
である。(2022年9月現在)

タイムズカーの乗り捨て料金3,300円(ベーシッククラスの車種の場合)がいかに破格な料金設定となっていることがわかるだろう。

乗り捨て対応が可能なカーステーションは?

乗り捨て対応が可能なカーステーションは、154箇所となっている(2022年9月時点)

主に、「空港」や「新幹線駅」近くのカーステーション、「新幹線駅」からクルマで30分圏内にある駅付近のステーションを乗り捨て対象のステーションとしている。最新の乗り捨て対応しているカーステーションは、タイムズカーHP「ステーション検索」よりご確認ください。ステーションの検索画面で、オプションの「乗り捨て」にチェックを入れて、検索することができる。

【引用】タイムズカーのHP

タイムズカーの乗り捨てサービスを使った裏技?

タイムズカ―乗り捨てサービスを使って、裏技とは言い切れないが、お得な使い方を考えてみた。

それは、「6時間以内の長距離移動に利用する」というものである。

タイムズカーの利用料は、「利用時間に応じた時間料金」+「走行距離に応じた距離料金」である。
距離料金は、どれだけ遠くに移動しても、利用時間が6時間以内であれば、発生しない。

例えば、東名高速道路の東名川崎ICの近くの「タイムズ宮前平第3」でカーシェアを借りて、京都の清水寺の近くの「京都五条河原町」に返却する場合、ノンストップで運転した場合、約5時間で到着する(googleMap調べ)ことができる。

この時のタイムズカーの料金は、

・利用料金:4,290円 (ベーシッククラスのクルマを利用した場合)
・距離料金:0円 (6時間以内に返却のため、0円)
・乗り捨て料金:3,300円
・ガソリン代:0円 (カーシェアでは、ガソリン代は不要)
・高速料金:7,160円 (東名川崎IC→京都東ICまでのETC休日割引での料金)

となり、合計金額は、14,750円となる。

4人で利用すれば、約3,700円。複数人で利用すれば、お得である。

新幹線よりずっとお得。
高速バスとほぼ同額(最安値より少し高い)ですが、高速バスは約8時間程度かかる点や出発時間が朝か夜しかないことを考えると、カーシェアの方が便利であると言えるだろう。

このように、カーシェアの乗り捨ては、6時間以内の長距離移動をお得に利用できる。

乗り捨てサービスへの拡大に向けて

2022年9月時点では、乗り捨てに対応しているカーステーションは154箇所である。
(2024年8月時点では、94箇所に。減ってしまっている。。。)
2022年3月1日時点では12箇所であるため、一気に増えている。
今後の更なる拡大は期待したいところである。

ただ、今後の拡大に向けて課題となるのは、

・乗り捨てのクルマを停車するためのスペースの確保
・乗り捨てのクルマを元に戻す作業のコスト削減

の2つだろう。

現行の法律では、「乗り捨て先にカーシェア専用の駐車場を準備しなければならない」となっており、駐車スペースの確保が必要である。

このため、現在、乗り捨てが可能となっているカーステーションは、多くの台数を扱っている大型のカーステーションのみとなっており、小型のカーステーションでも乗り換えが利用できるようになるには、課題があるだろう。

また、乗り捨てされたクルマを元のカーステーションに戻す作業をいかに効率的に実施するかも課題となるだろう。

おそらく現状は乗り捨てされたクルマを元の位置に戻す作業は、スタッフを行っていると思われる。これでは人件費がかかってしまうため、3,300円/回では元が取れないだろう。また、その間、そのクルマはカーシェアで利用できないため、機会損失につながってしまい、大きな課題と言えるだろう。(もしも、すでに解決済みでしたら、教えてください!)

まとめ

・タイムズカーは、全国154箇所のカーステーションにて、乗り捨てサービスを実施中。
・タイムズカーの乗り捨て料金は、3,300円/回。レンタカーの乗り捨てに比べると破格の安さ。乗り捨て利用をしたいなら、タイムズカーがおすすめ!
・乗り捨てのクルマを元のカーステーションにいかに低コストで返却できるようになるかが今後の課題であろう。
(解決済みだったら教えてください!)

過去、飛行機を使った旅行先で、色々な場所を周回するような旅行プランを考えても、レンタカーの乗り捨て料金が高すぎて、いつも断念をして、結局、同じ空港に戻るというプランしか計画を立てることしかできていませんでした。

ただ、タイムズカーの乗り捨てサービスは3,300円/回なので、かなり使いやすい料金になりました。この金額であれば、旅行先で乗り捨てを使って、自由度の高い旅行プランの計画を立てられそうです。

タイムズカーに感謝!

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