カーシェアでもETCカードは必携!ETCの5つのおすすめポイント

コラム

ETCのメリットは、高速道路の料金所を窓を開けずにスムーズに通過できること、高速道路の料金を安くすることです。

さらにETCマイレージクラブを登録すれば、飛行機のマイルのように高速道路専用のマイル(ポイント)が付き、よりお得に高速道路を利用できるようになります。

カーシェアの場合は、頻繁に高速道路は使わないかもしれませんが、ETCのメリットは大きいので是非利用されることをお勧めします。

ETCの5つのおすすめポイントを紹介したいと思います。

ETCの5つのおすすめポイント

【1つ目】高速道路の料金所の通過がスムーズに!

ETCがないと、通行券の受取や料金の支払いをする必要があるため、入口と出口で車を停止させ、窓をあけるなど手間が発生します。

一方、ETCがあれば、そのような手間はなく、高速道路に入る際と料金所を通過する際に少しスピードを落として通過するだけで、料金の支払いが完了するため、非常に便利です。


 

【2つ目】高速道路の利用料がお得に!

ETCの一番のメリットが高速料金がお得になることです。

高速道路の運営会社にもよりますが、深夜(0時~4時)の利用は3割引き、土日祝日の利用も3割引き、平日朝夕時の割引きになります。
さらにアクアラインの通行料金は、通常、普通車3,090円ですが、ETCを利用すると800円と驚愕の金額に割引されます。その他、様々なETCによる割引サービスがございますので、各高速道路のHPをご確認ください。

NEXCOにおけるETC割引サービスはご覧の通りです。


【引用元】https://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/


【3つ目】外車の左ハンドルでも支払いは簡単!

先にも述べましたが、ETCがなければ、通行券の受け取りや料金の支払いの手間がかかります。左ハンドルの場合は、左ハンドル対応のレーンを利用するか、助手席(右側の席)の人がいあればお願いするなど、さらに手間がかかってしまいます。

ETC対応であれば、通過するだけで済むため、左ハンドルでも苦労せずに済みます。



 

【4つ目】一部のパーキングエリア(PA)/サービスエリア(SA)の出入りが可能に

一部のPAやSAでは「スマートIC」と呼ばれ、ETC利用者限定で出入りが可能である。
出発地点(もしくは目的地)がスマートICに近ければ、わざわざ遠くのICまで行く必要はなく、近くのスマートICから高速道路にすぐに乗れて、時間短縮になります。

また、スマートICは残念ながらまだそれほど普及していないのですが、それが功を奏し、あまり多くの人に知られておりません。

以前、那須高原に観光に遊びに行った帰り道、那須ICまでは大渋滞でしたが、那須高原SAのスマートICまでの道は空いており、渋滞を避けて高速道路に乗ることができました。



 

【5つ目】クレジットカードのポイントが貯まる

ETCカードを利用すれば、クレジットカードでの買い物と同じですので、クレジットカードのポイントが貯まります。

ただ、ETCを使わなくても、料金所の方にクレジットカードを手渡し支払いをすれば、クレジットカートのポイントが付きますので、”ETCならでは”でないのですが・・・

カーシェアのクルマでETCを利用するには

ETCを利用するのに必要なモノ

ETCの利用には、

  • ETC車載器
  • ETCカード

の2つが必要です。

ETC車載器は、カーシェアで利用するクルマに標準搭載されております。
このため、利用者が準備する必要はございません。

 

ETCカードは自分で準備する必要があります。

 

ETCカードは、二種類あります。

  • お持ちのクレジットカードから追加発行し、ETC専用のカード
  • 通常のクレジット決済とETCの両方を利用できる一体型のカード

個人的には、ETC専用カードの方がおススメです。

なぜなら、カーシェア利用終了後に、ETCカードをETC車載器に入れっぱなしで忘れてしまう可能性があるからです。

もし、クレジットカードとの一体型カードだと、クレジットカードとして利用できるので、悪用のリスクがあるでしょう。それに普段利用しているクレジットカードだと不便でしょう。

悪用されるとしても悪用するとはカーシェア利用者であり、だれだか特定できるので悪用する人はいないと思いますが・・・

一方、ETC専用カードであれば、他で使うこともないので問題ですし、もし悪用されたとしてもETC専用カードはETCのみにしか利用できませんので大きな被害とはならないでしょう。

 

ということで、ETC専用カードがおススメです。

 

ETC専用カードは、クレジットカードに対して追加する形で申し込みすることになります。
基本的には、発行手数料は無料、年会費も無料です。

 

まずは、お持ちのクレジットカードにETCカードを追加できるかどうか確認してみてください。

 

ETCマイレージサービスで更に高速利用をお得に!

ETCマイレージとは

ETCマイレージサービスは、飛行機のマイルと同じです。
高速料金の支払額に応じてポイントが貯まります。
そのポイントは、高速料金の支払いに活用できるのです。

ETCマイレージサービスへのご登録は無料です。また、年会費もかかりません。
損することはないので是非ETCマイレージの登録することをお勧めします。

 

ETCマイレージはどれくらいお得なのか?

高速道路の利用料金に応じて、ポイントが付きます。
貯まったポイントは還元額に交換できます。

 

ポイントの貯め方は、複雑です・・・・
高速道路によって違っています。(統一してくれればよいのですが…)

主要な高速道路であるNEXCO東/中/西日本の場合は10円で1ポイントです。
その他の高速道路については下記ご参照ください。
http://www.smile-etc.jp/service/point.html

 

貯まったポイントは還元額に交換できるのですが、その金額は複雑です…
こちらも高速道路によって違っています。

主要な高速道路であるNEXCO東/中/西日本の場合は下記のとおりです。

1,000ポイント→500円分
3,000ポイント→2,500円分
5,000ポイント→5,000円分

その他の高速道路は下記をご参照ください。
http://www.smile-etc.jp/service/kangengaku.html

 

つまり、ETCマイレージに登録すれば最大10%還元されることになるのです。

 

ETCマイレージの登録方法

ETCマイレージの登録を行うには、

  • ETCカード
  • ETC車載器の番号情報

が必要です。

ETCカードは、前述に記載の通りクレジットカードから追加発行で準備できます。
一方、カーシェアのクルマに設置されているETC車載器は、カーシェアのモノですのでそのETC車載器の番号情報は利用できません。

ETCマイレージの規約によると、

  • 1つの車載器に対して、最大4枚のクレジットカードの登録が可能
  • 登録できるクレジットカードは、同居のご家族のETCカードや同一事業所の法人カード

となっているようです。

ETCマイレージの登録処理上、どなたの車載器であっても登録は可能です。
ただ、規約上、同居家族が持っている車載器となっているのでご注意ください。

ETCマイレージの登録が済めば、そのETCカードをどの車載器に挿入し利用してもETCマイレージポイントは付与されます。

 

ETCマイレージの登録される方は、
http://www.smile-etc.jp/
に手続きいただければと思います。

 

ハイウェイカードってご存知ですか?

1987年から2005年までの間で利用されていた「高速料金の支払い専用プリペイドカード」です。
例えば、50,000円を支払うと、高速料金58,000円分が利用でき、16%もの利用料が付いてきました。


ハイウェイカードの一覧。
金額にもよるが最大16%分の金額が付いてます。

  • 3,000円券(額面3,000円)
  • 5,000円券(額面5,200円)
  • 10,000円券(額面10,500円)
  • 30,000円券(額面32,500円)
  • 50,000円券(額面58,000円)

ただ、偽造カードの横行、ETCの登場に伴い、2005年に販売中止となりました。結果、最大16%の利用料がおトクなハイウェイカードがなくなってしまったのです。
当然、この恩恵がなくなってしまっては残念すぎます。
そこで、その代わりにETCマイレージでは、最大16%還元できるようなサービスを提供するようになりました。

しかし、平成26年4月1日に還元率が減り、現状の最大10%となりました。

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