テスラ(Tesla)は日本ではあまり認知度がないですが、
アメリカ発の超高級な1,000万円越えの電気自動車です。
そんな超高級車のテスラの試乗がdカーシェアから予約ができるようになりました。
ただし、期間限定で2018年12月19日~2019年3月31日までです。
テスラに乗る機会はなかなかないので、ぜひ、この機会に試乗してみたいですね。
<<追記>>
テスラの試乗に行ってきました!
試乗レポを早速御覧になりたい方はこちら
現在、テスラの試乗予約は、1月23日までしか受付できないようになってますが、すでに土日は埋まってしまっているようです。(12月25日現在)
土日に試乗希望な場合は、1月24日以降の予約受付開始後にすぐに予約ができるように準備されておくことをお勧めします。
dカーシェアの公式サイトはこちら↓
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目次
テスラ(tesla)ってどんな会社なのか?
テスラ(tesla)は、アメリカに本拠地を持つ自動車メーカでもあり、太陽パネルや蓄電池の開発などを行っている会社です。
そのテスラが手掛けるクルマは、電気自動車。
「テスラは自動車におけるiphone」とも言われているようで、今までのクルマの常識を覆すような革新的な電気自動車らしいです。
どの辺が革新的なのか紹介していきたいと思います。
テスラは、極めてスムーズで驚異的な加速が可能!
「Model S」という車種「P100D」というモデルの場合、100km/hに達するまでの時間は「2.7秒」です。
それって、すごいの?と思われた方、ポルシェの場合、100km/hに達する時間は御覧のとおりです。テスラは、Porscheを上回る加速が可能です。
・Porsche 911 ターボSは、「2.9秒」
・Porsche カイエンは、「3.9秒」
テスラが備える超ハイスペックな機能について
加速以外にも、テスラに魅力的な機能を搭載してます。
代表的な機能・特徴を紹介していきたいと思います。
・「オートパイロット」と呼ばれる自立走行が可能
「オートパイロット」とは、自立走行のことです。
現時点では、完全に自動に運転するまではいかないですが、将来の完全な自立走行の実現が垣間見れるほど、現時点で自立走行のレベルが高いです。
例えば、下記のような機能が備わってます。
- レーンキープ走行
- 前のクルマについていくオートクルーズ
- ウィンカー操作だけで自動での車線変更
が可能です。
レーンに沿って自動でハンドルを切る「レーンキープ走行」、前のクルマについていく「オートクルーズ」は、ベンツなどで搭載されているクルマはすでにありますが、「自動での車線変更」は今のところテスラだけでしょう。
運転手はウィンカー操作だけで、テスラは自動で安全確認の上、自動で車線変更をしてくれるのです。
下記は、テスラ公式HPで紹介されている将来の自動運転の実証実験の映像です。
将来の完全自動運転対応機能の実証実験映像
【引用元】テスラHP
・ソフトウェアのアップデートにより、随時進化していくことが可能
テスラの自動運転は、コンピュータで制御されてます。
スマホのソフトウェアのアップデートと同様に、テスラのソフトウェアもアップデートすることが可能になっているのです。
つまり、ソフトウェアをアップロードすると、オートパイロットの精度を向上させることが可能なのです。
クルマを買い替えしなくても、パーツを変えたりしなくても、ソフトウェアをアップデートするだけでクルマを進化させることが可能なのです。
・1度の充電で従来に比べて大幅にアップした航続距離
車種やスペックや走行速度にもよりますが、航続距離は500~800kmのようです。
一方、日産「リーフ」の航続距離は400km。
テスラの方が一歩上回っているようです。
テスラは、このように従来にない画期的な電気自動車なのです。
dカーシェアで試乗可能なテスラの車種は?
dカーシェアで試乗予約ができるのは、「MODEL S」「MODEL X」の2車種です。
それぞれの車種の概要を紹介したいと思います。
テスラ MODEL Sの特徴
「MODEL S」は、セダンタイプのクルマです。
ご覧の通りです。
【引用元】dカーシェア
特徴は下表のとおりです。
dカーシェアで試乗できるテスラがどのランクかは不明です。
ランク | ポイント | 航続距離 | 最高速度 | 100km/Sに達するまでの時間 | 価格 |
75D | デュアルモーターAWDと速い加速を標準装備 | 490km | 225km/h | 4.4秒 | 10,030,000円 |
100D | デュアルモーターAWDおよび最高航続距離を実現 | 632km | 250km/h | 4.3秒 | 12,270,000円 |
P100D | 史上最高レベルの加速を誇るセダン | 613km | 250km/h | 2.7秒 | 17,059,000円 |
「model S」の詳細は「https://www.tesla.com/jp/models」をご参照ください。
テスラ MODEL Xの特徴
「MODEL X」は、SUVタイプのクルマです。
ご覧の通りです。
【引用元】dカーシェア
特徴は下表のとおりです。
dカーシェアで試乗できるテスラがどのランクかは不明です。
ランク | ポイント | 航続距離 | 最高速度 | 100km/Sに達するまでの時間 | 価格 |
75D | デュアルモーターAWDと速い加速を標準装備 | 417km | 210km/h | 5.2秒 | 10,970,000円 |
100D | デュアルモーターAWDおよび最高航続距離を実現 | 565km | 250km/h | 4.9秒 | 12,780,000円 |
P100D | 史上最高レベルの安全性と加速度を誇るSUV。 最大7人の大人が乗れるシートアレンジ |
542km | 250km/h | 3.1秒 | 17,800,000円 |
「model X」詳細は「https://www.tesla.com/jp/modelx」をご参照ください。
dカーシェアのテスラ試乗予約について
テスラの試乗場所
Model S、Model X共に試乗可能な場所は下記の3カ所です。
残念ながら東京、名古屋、大阪のみとなってます。
◇テスラ青山
平日 11:00am – 8:00pm
土日祝日 10:00am – 7:00pm
◇テスラ名古屋
平日 11:00am – 7:00pm
土日祝日 9:00am – 8:00pm
※定休日:水曜
◇テスラ心斎橋
月 11:00am – 6:00pm
火〜金 11:00am – 8:00pm
土日祝日 10:00am – 7:00pm
試乗ができる期間
2018年12月19日(金)~2019年3月31日(日)
料金
もちろん、無料です。
試乗内容
試乗できる時間は、15分~1時間(機能説明等を含む)です。
※機能説明やアンケートのため、試乗時間の前後15分程度お時間を頂きます。
アプリ上のご予約時間も試乗時間プラス30分でご予約頂きます。
試乗できる場所は、決められたコースのようです。
テスラのスタッフの方が同乗するようです。
ベンツの試乗では、販売スタッフの同乗はなかったのですが、
テスラの試乗は、残念ながら、スタッフが同乗するようです。。。
dカーシェアの予約で試乗した際の動画ではないですが、
テスラの添乗員の方が運転して、テスラを紹介しているyoutube動画がありましたので紹介いたします。
dカーシェアの試乗予約方法の手順について
12月19日より試乗予約の開始が開始されました。
12月25日現在、1月23日(水)までの予約ができるようになっています。
平日はまだ空きがありますが、すでに土日は埋まってしまってます。
(試乗の際にテスラの方に伺いましたが、想定以上に予約が殺到しているようです)
1月24日以降の予約受付が再開されると、すぐに土日は埋まってしまう可能性大です。
まだ、dカーシェア会員ではない方は、事前に会員になっておくことをお勧めします。
試乗予約の流れは御覧の通りです。
a.dカーシェアアプリのトップ画面からキャンペーン・新着の「テスラ(Tesla)」をクリック
b.試乗をしたい「車種」「試乗する場所」を選択。
車種は、Medel S(セダンタイプ)、Model X(SUVタイプ)。
場所は、青山、名古屋、心斎橋です。
c.試乗の予約時間を決めて、クリック
試乗の流れが記載されてます。
重要なポイントとなる記載は下記のとおりです。
・試乗前後15分の合計30分の機能説明やアンケート等の時間があるため、実際の試乗時間は1時間です。
・添乗員が同乗します。
・満20歳以下、免許取得2年未満は試乗サービスを受けられません。
・予約時間に15分遅刻するとキャンセル処理されてしまう。
・対人・対物保険に無制限であるが、車両保険は未加入のため、車両損害が発生した場合はお客様負担となる
d.予約状況は「マイガレージ」の「利用履歴」で確認ができます。
テスラからの予約完了の確定通知されるまでは、「リクエスト中」と表示されます。
予約完了の確定が通知されてると、下記の通り「予約中」と表示されます。
そもそも、dカーシェア経由ではなく、直接、テスラに試乗予約できるの?
はい。もちろんできます。
テスラのHPに「試乗のご予約」のページがあります。
名前や電話番号等の情報を登録して申し込みをすると、テスラの担当者から連絡があり、試乗の予約ができるようです。
ただ、dカーシェアであれば、dカーシェアアプリから簡単に予約が可能です。
また、現在、添乗員の同乗なしの24時間試乗体験があたるキャンペーンを実施中です。
dカーシェアで予約したテスラ(Tesla)の
試乗体験レポート
待ちに待ったテスラ試乗の日を迎えました。
テスラ店舗の紹介~受付~試乗車ご対面~試乗レポと順に報告させていただきます!
まずはテスラ店舗に入店
今回、予約をしたのはテスラ青山店。
銀座線の外苑前駅の目の前です。
小さい店舗で、1階は1台のクルマを展示するスペースのみです。
1階から入店し、2階に案内いただきました。
2階の雰囲気はこんな感じです。
車体のシャーシが置かれております。
テスラの方にあとで説明されましたが、御覧の通り「モーター」と「バッテリー」は車体の下部に搭載されており、低重心だからこそ、安定した走行が可能とのことです。
席に案内いただき、ドリンクのサービスをいただきました。
しばらく、コーヒーを飲みながら待っているとご担当者が現れました。
物腰の柔らかいとても感じのよさそうな方でした。
よい人そうで安心です。
続いて受付です
受付では、タブレットに名前・電話番号・メールアドレスの登録をして、免許証の確認をされました。
続いて、テスラのご担当者からいくつかの質問と説明があります。
全体で5分程度の簡単な会話です。
・テスラのことはどこでご存知になられたんですか?
・試乗にあたってどんな点が知りたいですか?
それぞれにお答えして、最後に保険の説明がありました。
「人身保険と対物保険はかかってますが、車両保険がありません。
ご自身の保険があれば、そちらをご利用いただければと。。。」
カーシェアユーザなんですから、もちろんマイカーなんても持ってないですし、
当然クルマの任意保険なんて加入してません・・・
さすがに事故ったら、大変なので、運転はスタッフにすべてお願いすることにしました。
スタッフさんからは途中で運転したい際にはお伝えくださいと気遣ってもらいましたが、
結局すべてスタッフさんに運転をお任せいたしました。
というのも、助手席に乗っているだけで大変満足で、運転しなくてもも十分おなか一杯の充実度でした。
自分で運転できないんじゃ・・・と試乗予約をやめようとされた方、
助手席にいるだけで楽しめます。是非、試乗してみてください!
車の常識が変わります。それくらいの衝撃ですので。ぜひ!
さて、いよいよ試乗開始に向け、試乗車に向かいました。
試乗車とのご対面!
今回予約した試乗車は「model S」です。
model Xよりちょっとだけですが加速性能がよいので、model Sを予約しました。
そして、modelSのグレードはなんと最上位クラスの「P100D」でした!
そう、100km/hまでの加速にかかる時間が2.7秒のクルマです。
加速体験できることが楽しみ。
車内に乗り込むと、非常に高級感がありました。
ソファの座り心地がいい感じです。
グレードによらず、ソファや外装はまったく同じで、
グレートによる違いは、モーターとバッテリの性能の違いのみとのことでした。
そして、大型ディスプレイが真ん中に配備されてます。
でかい!
さぁ、いよいよ出発です
電気自動車なので当然ながらエンジンはありません。
アクセルを踏むと静かに走り出します。
スタッフの方から説明いただいた情報や試乗の感想を紹介いたします。
・車高の調整が可能。
雪道や悪路などで車高を上げることで、底をぶつけることなく走行可能になるようです。
この機能は他社のクルマもあるようで、テスラ特別ではないようです。
ただ、テスラは、車高を調整した場所を覚えていて、再びその場所に来た際には自動で車高の位置を調整してくれるとのことでした。
・自動走行
次に自動運転を見せてもらいました。
カーブのある道でしたが、道に沿ってハンドルが自動に切られて走っていきます。
ハンドルが勝手に動いて、なんだか不思議です。
前方にカメラで白線を検知し、白線に沿ってハンドルを切られ、前方の車を見てスピードコントールしているとのことです。
クルマには、カメラ8個、超音波12個が装備されていて、自動運転を実現。
ただ、実は、すべてのカメラや超音波を使っておらず、正直オーバースペックらしいです。
なぜなら、日本の法律では、まだ完全運転などの認可が下りておらず、テスラの本領をすべて発揮できない状態だそうで、すべてのセンサを使い切っていないとのことでした。
例えば、信号機の赤信号を見て、車を停車させる。青信号を見て、自動で出発する。
といった制御は、現状の法律ではNGとのことです。
今後、法律の認可を下りれば、これらのセンサを活用し、スマホのアプリのようにテスラのソフトウェアのアップデートを行うことで、完全自動運転が可能になるとのことでした。
このソフトウェアのアップデートは、内蔵されたケータイ通信を介して行われるとのことで、本当に「テスラは自動車界のスマホ」と言われているのもうなづけます。
ちなみにちょっとわかりづらいですが、運転席前のフロントパネル上には、自分の車の前方には乗用車が1台、右のレーンに3台(トラック2台、乗用車1台)が並んで表示されています。
わかりますでしょうか?
カメラや超音波センサを使うことで周りの状況を検知していて、単なる障害物としてではなく、乗用車、トラック、バイク、自動車、歩行者などの違いを判別しているとのことです。
残念ながら上記の写真ではバイクが表示されていないタイミングでしたが、バイクが横にいると、ちゃんとバイクが表示されてました。
・耐久性について
モーターの耐久性は、エンジンに比べるとずっと耐久性があるとのこと。
毎日何度も行き来してしているエレベータは何十年も動いてますよねと言われ、まぁ確かにと思いました。
一方、バッテリーはどうでしょうか?
スマホやパソコンなどの電池は数年で消耗しますが、テスラのバッテリーは違いました。
2万km走行して、1%程度の劣化。
30万km走行して、10%程度の劣化。
だそうです。これだけの劣化程度であれば十分でしょう。
バッテリは熱の変化に弱いそうで、バッテリの温度変化がないように制御しバッテリの劣化を抑えているそうです。
電池は、パナソニック製とのこと。さすがパナソニック!日本の誇りです。
また、バッテリーの保障期間は、走行距離関係なく、8年保証だそうです。
・充電について
充電スポットも全国に配備しており、
全国の充電スポットは、前方の大きなディスプレイで検索が可能です。
充電スポットでは急速充電が可能で、1時間で充電できるとのこと。
家庭用の電源でもそのまま充電することは可能ですが、数日かかってしまうようです。
工事(工事費15万~20万程度)することで、7時間程度で充電ができるようになるとのことでした。
・走行性能
パワーは700馬力だそうです・・・
普通のクルマで200馬力。300馬力あればいい車なのに、700馬力って。すごすぎです。
最高速度は250km/h。
これは、ガソリン車に負けているとのことです。
ってか、250km/hなんて出さないので関係ないですよね。
・加速性能
加速はもう異次元でした。
今まででは体感したことがないほどの加速でした。
加速の衝撃が過ぎて、加速体験後はしばらく心臓バクバクしちゃいました。。。
富士急ハイランドのドドンパですよ。ホントに。
♯ドドンパは1.56秒で180kmに達するので、ドドンパの方が断然早いですが・・・
♯でも、加速の衝撃と言ったら、ドドンパ級です。
ベンツの「C180カブリオレ スポーツ」(乗車体験レポはこちら)にも乗りましたが、
比じゃないです。テスラは別世界です。
この加速感は試乗してみないと分からないです。
是非体験してほしいです。
さて、そこで疑問が。
これだけの加速をしたのにもかかわらず、なぜ、タイヤが空転しないのか?
タイヤは、センサによって回転が制御されており、そして、4つのタイヤがそれぞれの独立したモータで制御されているため、空転させず、地面を捉え、加速できることでした。
まとめ
dカーシェアの「試乗予約サービス」の第2弾として、テスラの試乗予約が2018年12月19日からできるようになってます。
残念ながらスタッフが同乗しますが「無料」でテスラの試乗ができるのは魅力的です。
スタッフが同乗してもらえてよかったです。
スタッフの方に説明してもらわないと分からないですし、いろんな機能がありすぎて、操作しきれないです。
実際に試乗してみての感想ですが、
驚愕な加速は実際に体感して味わってみないと分かりません。
自動運転も目の当たりにすると、時代は変わっていくということを感じられます。
テスラによって、今までの自動車の常識を覆したと思われるほどの衝撃でした。
是非、この感覚を味わってみてください!
12月25日現在、1月23日(水)までの予約ができるようになっています。
平日はまだ空きがありますが、すでに土日は埋まってしまってます。
テスラの試乗は3月31日までです。
そのうち、1月24日以降の予約ができるようになると思います。
是非、土日に試乗しに行かれる際は、事前に会員登録しておき、
すぐに予約できる準備をしておくことをお勧めします。
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